2008年01月15日

東北エリア二地域居住調査報告

二地域居住班の横田です。
年末年始は実家の岩手に帰省して、雪かきのついでにかまくら作りもしてきました。icon
さて、今年も二地域居住班を宜しくお願いします。

私は東北地区の二地域居住調査を担当しています。
東北地区は長期滞在をする場所としては、全体的に大きく3つの種類に分けられます。

・湯治宿
・クラインガルテン
・市町村が運営する各種宿泊施設

です。

 まず、湯治宿は長期滞在という部類に入るのですが、ここでの調査は快適に、「暮らすようにロングステイをする」という観点から外しておきます。

 次にクラインガルテンですが、これは農水省が都市と農村の交流を目的として、簡易宿泊施設つきの農園を整備してきたものです。
 クラインガルテン(Kleingarten)はドイツ語で「小さな庭」を意味します。19世紀半ば、ドイツをはじめヨーロッパ諸国で、庭を持てない都市生活者のために郊外に市民農園をつくる運動が始まり、これがクラインガルテンとよばれるようになりました。本場ヨーロッパのクラインガルテンは、単なる菜園にとどまらず、コミュニティ形成の場として、また重要な緑地空間として都市計画の中に位置づけられており、市民生活の向上や健康増進に大きな役割を担ってきました。
 日本での歴史はまだ浅いクラインガルテンですが、近年になって全国各地に開設されています。クラインガルテンが一般の市民農園と異なるのは、ラウベ(簡易宿泊施設)が併設されていること。ラウベに滞在しながら自分の菜園づくりを楽しみ、地域住民とも交流できるクラインガルテンは、いわば”滞在型市民農園”です。(笠間クラインガルテンHPより)
このクラインガルテンは東北では少ないですが、いくつか確認できました。icon

 最後は市町村が運営する各種宿泊施設です。この中にはさらに様々な形態がありますが、今回特筆すべきは山形県の「せんしん館」です。
 こちらは温泉付きiconで長期滞在に最適なマンスリーマンションです。もともとは旅館でしたが、そこを快適な長期滞在施設として町が整備しました。山形県は最上町の赤倉温泉にあります。
 icon1ヵ月の家賃は4タイプあり、それぞれA、 B、C、Dタイプ 77,000円 66,000円 55,000円 33,000円 です。この中には水道光熱費・施設管理費含まれており、各部屋にはフライパン・鍋(大、中、小)・ポット・やかん・冷蔵庫・炊飯器・電子レンジ・テレビ・茶道具・グラスなどが備え付けてあります。
市町村がマンスリーマンションタイプとして取り組むのは珍しいため、これからさらに調査を続けていこうと思います。

今月中に全国の二地域居住調査をまとめる予定なので、そこで分析した内容もそのうちお伝えできるかと思います。

ではまだまだ寒い冬に風邪などひかないよう、元気に過ごしていきましょう!icon





Posted by LSB研究会 at 00:03│Comments(0)
 
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